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「愛美」声優インタビュー&撮り下ろしグラビア【声優図鑑】

これからの活躍が期待される声優に、声優を目指したきっかけや、初めてのお仕事、そしてプライベートなことまで、気になるあれこれについてインタビューを行い、さらに撮り下ろしのグラビアも交えて紹介する人気企画「声優図鑑」。


(资料图片)

第62回となる今回は、「BanG_Dream!(バンドリ)」の戸山香澄役、「ミルキィホームズ」シリーズのカズミ役、「アイドルマスターミリオンライブ」のジュリア役などを演じる愛美さんです。

――「月刊ブシロード」で連載中のマンガ「BanG_Dream!(バンドリ)」は、3人の女の子たちがバンド活動を通して共に成長していくストーリーですね。愛美さんが演じる戸山香澄ちゃんはどんな女の子?

愛美:引っ込み思案で影が薄くて、そこにいても周りに気づいてもらえない、でもギターを持つとキラキラ輝いて、自分を表現できるようになる女の子です。香澄ちゃんたちの物語を追いかける感じで、私たち(愛美、伊藤彩沙、西本りみ)も現実世界でバンドを組んでいます。

――ギターはもともと弾けたんですか?

愛美:高校のときにバンドを組んで、ギターを弾いてました。でも、独学だったし、卒業してからずっと弾いてなかったので、今回はイチから練習を始めました。

――先日は、下北沢で1st Liveも。ライブの感想は?

愛美:高校生のときはギターの演奏だけで、ギターボーカルとしてみんなの前で歌うのはこれが初めてだったので、ドキドキしましたけど……想像していた以上にお客さんが楽しんでくれてよかったです。途中で声が出なくなったとき、みんなが歌ってくれたんです。ファンのみなさんのあたたかさを感じましたね。

――12曲中、オリジナルの1曲を除いた11曲はアニソンのカバーだけど、とくに気に入っている曲は?

愛美:いっぱいありますね〜。1曲挙げるとしたらAKINOさんが歌っている「創聖のアクエリオン」。AKINOさんの歌声がすごく好きで憧れがあって、尊敬しているんです。曲自体、物語とすごくリンクしているし。だからこそ尊重しつつ、自分たちの色を出しながら歌うのは難しかったですね。

――オリジナル曲の「Yes! BanG_Dream!」はElements Gardenの上松範康さんの作曲。どんな曲になりましたか?

愛美:テンポが早くてキーが高めで、すごく高揚感のある曲だと思います。それに、いろんな人の青春の詰まった曲だと私は思ってます。「バンドリ」のスタッフさんはバンドをやっていた方が多くて、この作品自体、以前バンドでデビューしたいと思っていたみなさんの想いが詰まってるんです。そのみなさんの夢を、私たちが叶えられたらと思います。

――香澄ちゃんたちと同じように、自分も成長している感じ?

愛美:1st Liveの前は週2回くらい集まって練習していたし、高校時代よりはるかに成長しましたね。ひとりで練習するのは集中力とモチベーションを保つのがけっこう大変で、1曲終わったらチョコパイ食べるぞ! とか、小さな目標を積み重ねつつやってます(笑)。

――6月14日は新宿LOFTで2nd Liveもありますね。

愛美:ライブ活動は精力的に続けていきたいです。応援してくださる方を増やしたいし、私たちもどんどん実力をつけていきたいので。それに伴って、メンバー同士も仲良くなっていけばいいなと。ゆくゆくはツアーをしたいなと思っているので、そのときはついてきてもらえたら!

――楽しみにしています! そして、スマホアプリのゲーム「リベリオンブレイド」がリリースされますが、愛美さんが演じるジェリコはどんな女の子?

愛美:ジェリコちゃんはちょっと変わっていて、腹話術が得意なんですよ。ふだんはホワッと天然さんなんですけども、腹話術で喋るときはキャラが変わって、なんでも言えちゃう。あとモノマネが得意で。すごく愛くるしくて、つい守ってあげたくなる、放っておけない子です。

――武器はどんなもの?

愛美:腹話術をしていたぬいぐるみが、じつは武器になるんです! 17歳ですけど、けっこうしっかりしていて頼りになると思うので、ぜひ旅のおともにしてくださいね。

――声優を始められたばかりの頃のことも聞かせてください。「ミルキィホームズ」のオーディションをきっかけに事務所に所属したのですよね。

愛美:ずっと歌手に憧れていたんですけど、高校のときにおうちでアニメを観る機会が増えて、特に「マクロスF」の、歌とアニメがあわさったときのパワーに感動して、声優という仕事を意識しはじめました。

――声優になったばかりの頃の仕事で覚えているのは?

愛美:「ヴァイス・サヴァイヴ ラジオ」のアシスタントですね。台本の読み方も、声優としてどう振る舞っていいのかも全くわからなくて。キャラを作ってみたりとか頑張ってたんですけど、ラジオだから普通のおしゃべりで大丈夫だよって言われちゃって(笑)。

――どんな風にキャラを作っていたの?

愛美:例えば「ちょっとセクシーな○○を〜」っていう告知があったら、ちょっと大人っぽく読もうとしてみたりとか(笑)。向き合う姿勢はいいよ、って言っていただきました(笑)。

――――今までのアフレコで印象に残っているエピソードはありますか?

愛美:初めてキャラをいただいたアフレコが「ヴァンガード」なのですが、演技経験もほとんどないし、何を準備していったらいいのかもわからなくて、ひとりで居残りしてアフレコをして、悔しさを感じてましたね。

――その悔しさは解消できている?

愛美:次の現場で、前回の反省点を気を付けるんですけど、その内容は意識できたとして、また新たな課題が見つかるので、終わりはない感じですね(笑)。毎回毎回「もっとこうすればよかったな」っていう課題が見つかります。

――ということは、(ミルキィホームズの)カズミちゃんへの接し方はだいぶ変わった?

愛美:以前はシリアスだったのが今はギャグなので、作品の色合い自体、だいぶ違うんですよ。最初のほうのカズミちゃんは、何にでも悩むし、何にでも立ち向かう子だったので、アフレコでもいろいろ難しく考えていたと思います。でも最近は、準備はしていきますけど、周りのお芝居によって変わることもあるから、ある程度身を任せようと思って。肩の力を抜けるようになったら、カズミちゃんもイキイキしてきたような気がしてます。

――スタートから約3年経ちますし、愛着も深まってるでしょうね。

愛美:カズミちゃんは、新シリーズ「探偵歌劇 ミルキィホームズTD」の第1話でいきなり逮捕されるっていうシーンからはじまったんですけど、最近はいじられ役に回ることが多くて(笑)。そういう変化は私にとっても嬉しいです。演じるキャラクターはみんな、もうひとりの自分といいますか、一緒に成長していきたいし、彼女たちが悩んでいるときは一緒に悩んでいきたいなって思います。

――アフレコ現場で、キャスト同士はどんな風に過ごしているの?

愛美:作品の変化につれて、キャスト同士の雰囲気も変わってるんですよ。最近のカズミちゃんの変化にあわせて、リアルに、私自身もいじられキャラになりつつあって(笑)。まあ、それはちょっと阻止したいんですけど(笑)、楽しいですね。

――キャストのなかでいちばん仲がいいのは?

愛美:いちばん一緒にいることが多いのは、上京した時期が一緒だった、佐々木未来ちゃん。あと、伊藤彩沙ちゃんです。「フェザーズ」っていう2人組ユニットだから一緒にいるのは当たり前なんですけど、以前のように気を使うことがなくなって。なにげない話とか、アイドルの話をしたりします。ふたりともアイドルが好きなんですよ。特にハロプロとか。

――では「アイドルマスターミリオンライブ」について、ジュリア役を演じることになったとき、最初はどんな印象だった?

愛美:喜怒哀楽がはっきりしているので、いろんな感情を全部濃く出していくことに難しさを感じて。当時の私は演技力がゼロに等しかったので、すごく悩みましたね。

――ジュリアはライブ志向、と考えると、愛美さんらしいキャラクターなのかも。

愛美:パンクロックを目指していたのにアイドルになっちゃったっていう経緯も、小さいころは歌手になりたかったのに今は声優をやっている私と似ているかな〜と。かわいい衣装に恥じらうところも、最近の私と同じで。

――かわいい衣装は恥ずかしい?

愛美:以前は、人前に出るときはかわいいものを着ないとっていう思い込みがあったんですけど、しゃべったり歌っているときの私とはギャップがあることに最近気づいたんですよ。それも「ギャップ萌え」ではないほうのギャップで。だから、今は「ありのまま」もいいなと思って、ヘンに飾らず着たい服を着ていたら、ボーイッシュ寄りが多くなりました。

――4月のミリオン2nd Liveの感想は?

愛美:今回はトロッコに乗って、プロデューサーさんの近くにも行けたので、みんなの顔を見ることができて楽しかったですね。2日間のうち、出演は1日だけだったから、あっという間に終わっちゃって寂しいです。早く次のライブがしたいです(笑)!

――新しいジュリアのソロ曲「プラリネ」を歌ってみてどうだった?

愛美:ギターを弾いたんですけど、最初にアルペジオっていう単音弾きから始まるんですよ。アルペジオだけで2日間くらい練習しました。成功できてよかったです。1stライブのときは「流星群」という曲でアルペジオを断念したんですよ。本番直前になってコード弾きに変えて。

――ギターを演奏することになったきっかけは?

愛美:去年2月のSSA(さいたまスーパーアリーナ)公演で初めて出演させていただくことになって、「流星群」はダンス曲ではないからダンサーがつく感じじゃないし、ひとりで歌うならギターを弾いてみる? という話になって。不安もあったけど、アイマスは出演者も多いし、私だけに注目している人はいないだろうって気楽に構えたら、プレッシャーを感じずに集中できました。会場が大きくて緊張している子もいっぱいいたけど、私の場合は大きいからこそ気楽に感じて。

――「バンドリ」ではESPのランダムスターっていうギターを使っていたけど、アイマスのライブで使ったレスポール・スペシャルのことも話題になってましたね。ギターにこだわりはある?

愛美:こだわりはないんですけど、レスポール・スペシャルが欲しくて。高校のときは高すぎて買えなくて、それに似たEpiphoneの黄色いタイプを使っていたんですけど。ジュリアちゃんのレコーディングを終えたときにギターを弾きたい衝動に駆られて、実家から持ってきたギターも壊れていたし、どうせ買うならと奮発しちゃいました(笑)。そしたら人前で弾く機会も増えたので、思い切って買ってよかったです。あのとき買わなかったら、今ごろ弾いていなかったかも(笑)。

――ソロ活動を含め、いろんなライブを行なう愛美さんにとって、アイマスのライブの楽しさって?

愛美:個人的にかわいい女の子が大好きなので、彼女たちを間近で見られるのがうれしい(笑)。 みんなキラキラしてますね。それに、一生懸命なので、そういう姿を見て毎回刺激をもらうといいますか、私も頑張らなきゃっていう気にさせられる。みんなの一生懸命さはプロデューサーさんにも伝わっていると思います。

――プロデューサー目線も持ってそうですね。

愛美:私、本当の意味でプロデューサをやってみたいんです! 女の子のオーディションをして、5人組か3人組のグループとしてデビューさせたいんです。形態はアイドルでもバンドでも、その子たちに合っていればよくて。あと、人を観察するのが好きで。

――人の観察?どんな風に?

愛美:バラエティ番組なんかを見るのも好きなんです。その人がなぜそう思ってその言葉を言ったんだろうと考えたり、言葉を言う手前の表情を見るのが好きで。昔から好きだったのかもしれない、最近それに気づいたんです(笑)。

――ギターを演奏することになったきっかけは?

愛美:去年2月のSSA(さいたまスーパーアリーナ)公演で初めて出演させていただくことになって、「流星群」はダンス曲ではないからダンサーがつく感じじゃないし、ひとりで歌うならギターを弾いてみる? という話になって。不安もあったけど、アイマスは出演者も多いし、私だけに注目している人はいないだろうって気楽に構えたら、プレッシャーを感じずに集中できました。会場が大きくて緊張している子もいっぱいいたけど、私の場合は大きいからこそ気楽に感じて。

――「バンドリ」ではESPのランダムスターっていうギターを使っていたけど、アイマスのライブで使ったレスポール・スペシャルのことも話題になってましたね。ギターにこだわりはある?

愛美:こだわりはないんですけど、レスポール・スペシャルが欲しくて。高校のときは高すぎて買えなくて、それに似たEpiphoneの黄色いタイプを使っていたんですけど。ジュリアちゃんのレコーディングを終えたときにギターを弾きたい衝動に駆られて、実家から持ってきたギターも壊れていたし、どうせ買うならと奮発しちゃいました(笑)。そしたら人前で弾く機会も増えたので、思い切って買ってよかったです。あのとき買わなかったら、今ごろ弾いていなかったかも(笑)。

――ソロ活動を含め、いろんなライブを行なう愛美さんにとって、アイマスのライブの楽しさって?

愛美:個人的にかわいい女の子が大好きなので、彼女たちを間近で見られるのがうれしい(笑)。 みんなキラキラしてますね。それに、一生懸命なので、そういう姿を見て毎回刺激をもらうといいますか、私も頑張らなきゃっていう気にさせられる。みんなの一生懸命さはプロデューサーさんにも伝わっていると思います。

――プロデューサー目線も持ってそうですね。

愛美:私、本当の意味でプロデューサをやってみたいんです! 女の子のオーディションをして、5人組か3人組のグループとしてデビューさせたいんです。形態はアイドルでもバンドでも、その子たちに合っていればよくて。あと、人を観察するのが好きで。

――人の観察?どんな風に?

愛美:バラエティ番組なんかを見るのも好きなんです。その人がなぜそう思ってその言葉を言ったんだろうと考えたり、言葉を言う手前の表情を見るのが好きで。昔から好きだったのかもしれない、最近それに気づいたんです(笑)。

▲【声優図鑑】愛美さんのコメント動画【ダ・ヴィンチニュース】

――ありがとうございました!

次回の「声優図鑑」をお楽しみに!

愛美

・愛美(ブシロードメディア)http://bushiroad-media.com/voice_cast/aimi/

・愛美Twitterhttps://twitter.com/aimi_sound

・オフィシャルブログhttp://ameblo.jp/aimi-sound/

・バンドリ公式サイトhttp://bang-dream.com/

◆撮影協力magic tone studio(マジックトーンスタジオ)

(取材・文=麻布たぬ、撮影=山本哲也、制作・キャスティング=吉村尚紀)

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