ゴールデンウイークを間近に控えた土日2日間(4月18日~19日)の全国映画動員ランキングが20日、興行通信社より発表され、『ドラゴンボールZ 復活の「F」』が初登場1位を獲得した。
孫悟空たちとよみがえった宿敵フリーザが壮絶なバトルを展開する本作。全国653スクリーンで公開され、動員71万5,727人、興行収入9億6,058万6,350円を記録。2015年公開作品の中でも最高のスタートを切った。前作『DRAGON BALL Z 神と神』(最終興収29億9,000万円)との動員比は127.4%。邦画初のIMAX作品という触れ込みで、興収比も140.3%の高推移。配給元は「50億円に到達する勢い」としている。
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劇場版シリーズ19作目『名探偵コナン 業火の向日葵(ごうかのひまわり)』は2位に初登場。全国349スクリーンで公開され、動員68万8,623人、興収8億7,476万2,300円を記録した。シリーズ最高興収となった前作『名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)』(最終興収41億1,000万円・『ルパン三世vs名探偵コナン THE MOVIE』を除く)との興収比は110.8%で、こちらも記録更新が確実の大ヒットスタートとなった。
人気カーアクションシリーズ第7弾『ワイルド・スピード SKY MISSION』は3位に初登場。全国640スクリーン公開で、動員38万5,429人、興収5億4,834万7,100円を記録。故ポール・ウォーカーさんをはじめとするオリジナルメンバーに加え、ジェイソン・ステイサムらが出演。こちらもシリーズ最高成績が視野に入っている。
劇場版シリーズ第23弾『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~』は4位に初登場。全国339スクリーン公開で32万9,977円、興収3億8,940万5,800円を記録した。なおランク外ながら、全国16スクリーンという小規模公開の映画『セッション』が各劇場で満席続出のスタートを切り、公開から3日で動員2万5,774人、興収3,783万5,400円の大ヒットに。作品の評価も高く、今後の口コミも期待できそうだ。
今週末は、短編『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』が同時上映となる『シンデレラ』のほか、『寄生獣 完結編』『龍三と七人の子分たち』などが公開予定。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)
【2015年4月18日~19日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(初)『ドラゴンボールZ 復活の「F」』:1週目
2(初)『名探偵コナン 業火の向日葵(ごうかのひまわり)』:1週目
3(初)『ワイルド・スピード SKY MISSION』:1週目
4(初)『映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語~サボテン大襲撃~』:1週目
5(2)『映画 暗殺教室』:5週目
6(1)『ソロモンの偽証 後篇・裁判』:2週目
7(4)『エイプリルフールズ』:3週目
8(3)『映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)』:7週目
9(6)『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』:2週目
10(8)『ストロボ・エッジ』:6週目